釧路市で行われた多機能型手帳サポーター養成講座のなかで「親心の記録」のお話をさせていただきました
2010-11-22
親心の記録が各地でご当地版の作成など広がりを見せる中
釧路市では多機能型自立支援手帳(仮称)の製作が進んでいます。
社会福祉士会釧根地区支部の皆さんが中心となって委員会を編成し取り組んでいます。
もともと独創的な発送で手帳の制作に取り掛かっていた中で、親心の記録も参考にしたいとのことで
春先に網走市手をつなぐ育成会に足を運んでくださっていました。
今回の講座は、多機能型手帳サポーター養成講座として11月21日(日)13:00〜16:00
釧路市生涯学習センター まなぼっと8階で行われました。
その一部として小西が親心の記録の制作に関してお話しさせていただきました。
『 誰もが住み慣れた地域社会において生きがいを持ち、安心して生活することができる支え合いの循環型地域社会の創造に向け、子どもから高齢者まで切れ目のない支援の手帳(ツール)として、自分自身の目標や希望を積み重ねることができる手帳(ツール)として、世界に一冊のオリジナル手帳の製作を進めています
そこで、この手帳をより多くの市民のみなさまにご利用して頂くため、手帳の目的や活用方法を学び、それを自分の地域で広めるサポーターの養成を行ないます。 』
とのことで行われました。
主催は北海道社会福祉士会釧根地区支部です。(上記目的に関する文はHP文を引用させていただきました。)
参加者は釧路市内の作業所などで専門職に関わる方、一般の保護者など様々な立場の方でした。
後半に行われたワークショップでは多機能手帳に関する感想、質問などが話され
親心の記録についても関心を持っていただき質問も寄せられました。有難うございました。
多機能手帳は3月までに完成し市民の皆さんに無料で配布されるそうです。
配布の方法は未定のようですが
どんなひとも「わたし」として手帳の主人公になって
書くことができます。今の生活、過去、これまで歩んできた記録、
今どんな自分でありたいのか、今後どんな自分になりたいのか、人生の設計図も書けるようになっています。
障害があって書くことの困難な人は「わたし」のことを代わりに記録してくれる人にお願いできます。
高齢でペンを持てないかたにはお手伝いする予定です。若ければ埋まるページは少ないでしょう。
誰もが書きたい所から、書きたくなったページから書くことが出来ると言います。
手帳と向き合い書こうとすることで自分と向き合い、人生について考える事が出来ます。
世界に一冊の自分だけの手帳が完成する、それをみんなが持てるというのは素敵な事ですね。
完成が少しずつ近づいていると思いますが社会福祉士会釧根地区支部の皆さん
手帳の委員会の皆さん頑張ってください。
地域は違いますが完成を楽しみにしています♪(小西)