平成22年度『冬のセミナー』が平成23年1月12日(水)網走養護学校で行われました。
2011-01-13
平成22年度『冬のセミナー』が平成23年1月12日(水)行われました
〜冬の網走で、特別支援教育について学び、熱く語り合いませんか〜との呼びかけで
管内の相談支援事業者、福祉施設職員、養護学校の先生方、寄宿舎の先生方、
小学校、中学校で特別支援学級に関わる先生、幼稚園の先生方、保護者
あわせて120人が参加しました
主催は北海道網走養護学校で
後援はオホーツク教育局と網走市教育委員会、
教育局からは特別支援教育スーパーバイザーとして赤塚恒太氏が来られていました。
午前は演題〜豊かな学び・豊かな生活をめざし、学校・保護者・地域社会は何をすべきか〜
と題して、講師の福井一之先生が二時間お話し下さいました。
現在は北海道教育庁教育指導監であり、
元北海道網走養護学校長でもあった福井先生です。この地域にいらっしゃったときも
明るく精力的に活動され、気さくに保護者たちとも交流してくれていました。
そんなことから地域でとても親しまれていましたが、今もお変わりない様子でした
福井先生の資料にはA4のページいっぱいに
特別支援に関する国の動向はこうなっていて、地域の現状はこうで、
問題点はここで、その解決にはこのように・・・と解りやすくまとめてありました。
ひとつは“特別支援学校のセンター的機能の検証と今後について”
もう一枚は“特別支援教育に寄せられる期待〜豊かな学び・豊かな生活をめざし、学校・保護者・地域社会は何をすべきか〜”
この二枚目の中に“地域の取り組みとして今できる事はないか!”ということで
図のように提案が載せられています。
一部抜粋だし、お話を聞かないとなんのことかわからないかもしれませんねでも
元気なはげましのメッセージです〜
この中で“オホーツク版の親心の記録をどんどん活用してみよう”ということを書いてくださっています。
添付資料にも札幌版が出来て活動が広がっている事が紹介された北海道新聞の記事を選んでいただいています
資料は育成会事務所に置いてありますぜひ共有しましょう
今回保護者といて参加した人が4,5人といった感じで少なかったですが(うち育成会会員3名)
またこのような機会があったらぜひ参加したいと思いました。
育成会としてはこのような機会があったら出来るだけ会員や
賛助会員、ブログを見てくれている人たちや関心のある人に知らせて
参加を呼び掛けたいと思います
今回参加しての感想ですが、知らなかった事がたくさんありました
例えばインクルーシブ教育システムについて。障がい者制度改革推進会議で
学校の選択について“本人・保護者の意に反して地域社会での学びの場を失わないこと”
“子ども同士のつながりを障がいのない子どもと同程度にするように交流及び共同学習を見直すこと”
などが話し合われていること等です(医療ケア等の問題から実際困難が予想されるそうですが)
北海道教育庁教育指導監という立場で行政側と、親という立場から
広くて深いたくさんの情報をまとめてわかりやすく伝えてくださった福井先生に感謝します☆