エンディングノート講演会が無事に終了しました。
2011-01-22
平成23年1月22日(土)網走市エコーセンターにて
エンディングノート講演会を開催し、たくさんの参加者に来ていただきました。
講師は相続手続支援センターの常務理事で主任相談員の鹿内幸四朗氏です。
エンディング・ノート講演会〜大切な家族に想いをつなぐために〜
ということで二時間に渡ってお話しいただきました。
人生の最期を迎えるときに自分らしく旅立っていけるよう想いをまとめて書きとめておけるのがエンディング・ノートです。
死んだあと相続等で役に立つのが“遺言書”
しかし認知症になった段階では役には立ちません。
判断能力が亡くなった時の希望が残せるのが“エンディングノート”
こちらは葬儀や法要についての希望も伝えられます。
「日本の教育では大事な二つを習わない。それは民法と税法です。」
と鹿内氏は言います。
自分の支払う税金がわかることは大事、
相続税の基礎控除額が今年4月1日から変更になり
たいしたお金も無いのに課税される人が倍増すること、
いっぱい頑張ってやっと建てた家が、相続の時に子どもたち兄弟間のもめごとの種になってしまう話、
などなど具体例を織り交ぜながらわかりやすくお話しいただきました。
この講演会の参加者にアンケートをお願いしたところ
たくさんの回答をいただきました。ありがとうございます。(当日の参加者は76名でした)
一部紹介させていただきます。
*****************************************
30代男性⇒相続のトラブルについて改めて認識できました。税・民法を学ぶという事、その大切さもよくわかりました。
60代女性⇒参考になりました。義弟がガンで闘病中です。先の事を気にしているのでエンディングノートを渡してあげたいと思いました。
50代女性⇒ある程度予備知識として持っていたものも不十分であったことがわかりとてもありがたかった。
50代男性⇒とても短い時間に感じるほど話しが上手で良く理解できました。エンディングノートの話は二度目なのでなるべく早く書くようにします。
40代男性⇒生臭くなりそうなこの微妙な問題をユーモアを交えて大事な部分を言いたいけど言えない事を話していただきよかったです。
20代男性⇒すごくためになりました。自分の家族の事をもっともっとたくさん知っておくためにいろんな話をしたくなりました。
50代女性⇒色々な例を話しながらの説明でわかりやすかった。とても参考になった。
50代女性⇒聴きやすくて良い講演会でした。主人を誘って夫婦で来てよかった。
60代女性⇒今まで思いこんでいた所が違っていたものも沢山あり勉強になりました。
60代女性⇒暗い話題かと思いましたがとっても明るくわかりやすいお話をいただき感謝します。
40代女性⇒いろんな例を挙げて説明していただいてとっても解りやすかったです。参考になりました。
50代男性⇒税の計算式 死後にごたつくことなく家族の平和を保つ方法を教わりました。
50代男性⇒私は今88歳の母親が居ます。私の父、嫁の父母はすでに亡くなっており、どれだけ本人の気持ちを汲み込んだ葬儀が出来たのかわかりません。さっそく母親にエンディングノートを勧めたい。自分も嫁も書きます。
40代女性⇒話がとっても解りやすかったです。今回に限らず次回もお願いしたいと思います。
40代女性⇒もっともっと今のうちに親が元気なうちに話をしておこうと思いました。独身なのでエンディングノートを活用しようと思います。ありがとうございました。
無記載⇒大変おもしろかったです。また機会があれば同じ講師の話を聞きたいと思いました。
無記載⇒このような講演を初めて教えていただいて本当に良かったです。